きゃらめる*ぱぱは、無料映画をyoutube・ニコニコ動画・dailymotion・veoh・guba・youku・mofile・pandra.tv等、 画像をFlickr等から紹介!インターネットの話題を綴るブロクです。

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブックマークに追加する





ブログパーツ
記事編集 [ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

【映画】砂の女(1964) / 勅使河原宏,安部公房 



「砂の女」のキーワード

安部公房 岸田今日子 勅使河原宏 武満徹 シュール アート ハンミョウ 部落民問題 前衛 カフカ アルベール・カミユ 不条理 世紀の会 砂害 虜 ヌーヴェルヴァーグ 土俗 庄内砂丘 純文学




この記事では勅使河原宏監督の「砂の女」と「他人の顔」(無料動画・映画)を紹介します。

安部公房の小説「砂の女」については昔、学生の頃に読んだ記憶があるだけで、ストーリー等は忘却の彼方だった訳で。実際にこの「砂の女」と言う映画と巡り会えたのは、一年くらい前のチャンネルNECOでの、何気にボォーっと流し見していた月間特集「生誕80周年 勅使河原宏と映画」でした。この時、全作品を観る機会が有りました。その後、結局DVDコレクションを、まんまと買ってしまうハメになってしまったんですが。

放送されたのは年代別に初監督作品から

「北斎(1953年)」
「東京1958(1958年)」
「白い朝(1965年)」
「いけばな(1956年)」
「いのち(1963年)」
「ホゼー・トレス(1959年)」
「ホゼー・トレスPartII(1965年)」
「おとし穴(1962年)」
「砂の女(1964年)」
「他人の顔(1966年)」
「燃えつきた地図(1968年)」
「サマー・ソルジャー(1972年)」
「動く彫刻 ジャン・ティンゲリー(1981年)」
「アントニー・ガウディー(1984年)」
「利休(1989年)」
「豪姫(1992年)」

と、ほぼ全作品がカバーされ放送されました。
私のお勧めは、この中でも「おとし穴」「砂の女」が非常に良いと思います。

勅使河原宏の世界 DVDコレクション
勅使河原宏の世界 DVDコレクション井川比佐志 岡田英次 仲代達矢

おすすめ平均
starsおとし穴
stars他人の顔。人間の内面の重要性の認識。
stars日本の宝
stars砂の女

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

勅使河原宏(公式サイト)
草月流初代家元の勅使河原蒼風の長男として、1927年1月28日に、東京に生まれる。 東京美術学校(現東京芸大)在学中よりシュールレアリスムや、前衛芸術に興味を持ち、 ピカソや岡本太郎の影響を受ける。 安部公房、関根弘らの「世紀の会」に参加。また羽仁進監督らと「シネマ57」を結成し、 実験映画の製作を試みる。 62年の『おとし穴』で初の長編映画を手がけ、64年、安部公房原作・脚本の『砂の女』では、 カンヌ映画祭審査員特別賞など、数々の賞に輝き、国際的な名声を獲得した。 80年に草月流第三代家元になるなど、一時映画の世界から遠ざかったが、 84年に『アントニー・ガウディー』で再び注目を集め、89年に『利休』で モントリオール映画祭の最優秀芸術貢献賞を受賞。92年に『豪姫』を監督した。 2001年4月14日、永眠。享年74歳。
安部公房 - Wikipedia
(あべ こうぼう、1924年3月7日 - 1993年1月22日)は、東京府北豊島郡(現東京都北区)生まれ(本籍地は北海道旭川市)の小説家、SF作家、劇作家、演出家、脚本家。

私の中では前衛的映画と言うのは結局「難解に始まり難解に終わる、その難解さに文学青年や文化人と言われる人達が、価値のある意味を見つけ悦に浸る」ようなもので、私のような者には理解すら出来ず、当然"悦に浸る"以前の問題で、いつの時でも観て損をした気分にさせられます。その上、強烈な映像が多く、あとを引く引く。そういう意味で前衛映画と呼ばれる作品は見流すに越したことはない訳で。(しっかり見たことにしておいて、「感想は?」と聞かれて「シュール」と答える) 相変わらずの長い前置きはここらへんで済ませて、この純文学的前衛(アヴァンギャルド)映画「砂の女」の紹介です。と、言いつつそんなに分かりづらい作品ではないです。

この映画「砂の女」は傑作です。(1964年。キネマ旬報ベストワン。アカデミー外国語映画賞ノミネート作品。カンヌ審査員特別賞等。)この映画のレビューはネットでも数多くあります。大体は冒頭に羅列した「砂の女のキーワード」をはめ込む事により、全体像を総括出来るかもしれません。そして「小説派」と「映画派」でレビューが分かれる所も有りますが(原作の安部公房自身が脚本を担当し、小説のイメージを忠実に再現されていると言われています)私見で先輩諸氏に大変申し訳ないのですが、感想が"なんか"古臭くて難しい気がします。これは私が小説のストーリーを覚えていない為に、小説と比べられる事がどうでもいい様な気がしているからなんですが、きっちりと「作り手がブレずに」言いたい事を伝えられた作品ではないかと思います。


小説『砂の女(すなのおんな)』とは、
砂丘の穴の底にある一軒屋に閉じ込められた男と、その一軒屋に住む女とを描いた安部公房の長編小説である。 1962年6月に新潮社から上梓され、英語・チェコ語・フィンランド語・デンマーク語・ロシア語等の二十数ヶ国語で翻訳された。1963年、第14回読売文学賞を受賞。1968年、フランスで最優秀外国文学賞を受賞。(wikipediaより)
砂の女
砂の女安部 公房

おすすめ平均
stars実は映画を先に見ているのですが...。
stars安部公房とのなつかしい出会い
starsおすすめ
stars砂の質感
stars安部公房の最も高評価を受けた純文学小説です。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

↑小説「砂の女」(単行本)については、現在アマゾンのマーケットプレイスで1円で買えます。

音楽は世界の「武満徹」、これがまた非常に素晴らしいです。この前衛音楽は"陰"なる日本の土着的要素を鼓動の高まりのように、恐怖を膨らまさせ、当たり前のように「極所(集落)における非凡な日常の常識」を淡々と繰り返す寡黙な集落世界の狂気を感じさせます。(聞きようによっては「ウルトラQ」のオープニングが永遠に続いているように聞こえなくもないんですが・・)

35mm、モノクロ。マクロ撮影と、焼け付くような拘りのライティング(多分)による「女」(岸田今日子)の光る黒髪、汗が淫靡に這い回る美しい肌。そして艶やかに吸い付く砂。虚ろな熱視線。これが空事のSFであるにも関わらず、非常に生々しくリアルに迫って来ます。エロい。しかし、この生々しいエロチック感はネット動画では、その何分の一かしか感じることが出来ないのが残念でならないです。

この映画・・・岸田今日子で「全て」ですと、本当は言い切りたいところがあります。彼女が持つオーラが、このある種独特な世界の映画を「カリスマ」にしていると思いますし、その妖しさと美しさは・・・安易で総括的な言葉で「ハンパないっッっスよ」。まさしく、岸田今日子の代表作であり、出世作なのです。(64年、ブルーリボン賞助演女優賞)

あらすじ
砂丘地帯に昆虫採集にやってきた高校教師(岡田英次)は、その砂の穴の中で暮らす後家(岸田今日子)の家に一夜の宿を借りる。しかし、次々とこぼれ落ちる砂をかきだしているうちに、教師はその穴の中から脱出できなくなっていることに気づき、もがき、そしていつしか後家と情欲で結ばれ、その穴の中に同化していく…。読売文学賞を受賞した安部公房の観念的小説を原作に、勅使河原宏監督が前衛タッチで手掛けたシュールな人間ドラマの傑作。そこには、文明の囚われ人となった人間への痛烈な風刺が込められている。文字どおり“砂の女”を熱演する名優・岸田の代表作の1本でもある。カンヌ国際映画祭審査員特別賞やキネマ旬報ベスト・テン第1位など国の内外でも高い評価を受けている。(amazonあらすじより)


閲覧にあたって。

YOUTUBE版の方を強くお勧めします。または、ニコニコ動画での初見はコメントを消された方が。何故かと言うと、こう言う周知の傑作作品の場合、他の人の意見とか情報とか、特にネタばらしが有り、間違いなく面白さが半減してしまいます。


The Woman in the Dunes / original Japanese trailer
砂の女 / 予告編


「砂の女」本編 YOUTUBE版

Suna no onna (砂の女) part 1
Suna no onna (砂の女) part 2
Suna no onna (砂の女) part 3
Suna no onna (砂の女) part 4
Suna no onna (砂の女) part 5
Suna no onna (砂の女) part 6
Suna no onna (砂の女) part 7
Suna no onna (砂の女) part 8
Suna no onna (砂の女) part 9
Suna no onna (砂の女) part10
Suna no onna (砂の女) part11
Suna no onna (砂の女) part12
Suna no onna (砂の女) part13
Suna no onna (砂の女) part14

「砂の女」本編 ニコニコ動画版(YOUTUBE版と同じもの)


砂の女 特別版
砂の女 特別版岡田英次 岸田今日子 勅使河原宏

おすすめ平均
starsコンキチ&ナターシャの絵本ナビ
stars一言で言えない!
stars大傑作
starsアートな雰囲気ある素敵な作品
stars岸田今日子でさえ

Amazonで詳しく見る
by G-Tools







箱男 (新潮文庫)
箱男 (新潮文庫)安部 公房

おすすめ平均
stars今だに評価の確定していない作品です。
stars現代的
stars
starsすごすぎる
starsアノニマスであるということ。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

安部公房『箱男』







勅使河原宏監督作品「他人の顔(原作:阿部公房)」(1966年)YOUTUBE版
他人の顔 part 1
他人の顔 part 2
他人の顔 part 3
他人の顔 part 4
他人の顔 part 5
他人の顔 part 6
他人の顔 part 7
他人の顔 part 8
他人の顔 part 9
他人の顔 part 10
他人の顔 part 11
他人の顔 part 12
他人の顔 part 13
他人の顔 - Wikipedia
液体空気の爆発事故で負ってしまった重度の火傷のために、自分の顔を喪失してしまった男が主人公である。彼はプラスチック製の仮面をつけ、他人になりすまし、顔を失った自分を捨てた妻を誘惑し直す。

『他人の顔』論
対偶表現としての仮面と素顔という語彙に、思想的、心理的意味を付与したのは近代以 降のことであろう。もともと素顔とは化粧をしない顔を意味し、仮面は伎楽面のようなお 面以外のものではなかった。実際、素顔も化粧した顔もその人の顔には違いない。

私がこの映画「他人の顔」をお勧めと言わないのは、「余計な説明が多すぎる」からです。これは「絵が語らない。又は絵で語れない。」とも言えます。ここで紹介している数点の作品なんですが基本的には「社会批判・風刺・提言」的要素が多いわけですが、それをとうとうと説明するのであれば小説で充分な訳で。そして、包帯@@(ぐるぐる)した奇妙なSFとするのであれば江戸川乱歩が何歩も先を行く。他人の仮面を被って自分に冷たい妻を誘惑すると言う本筋自体にも驚くような展開も無く、短編で充分だろうと思います。


勅使河原宏監督作品 「おとし穴」(1962年 原作:阿部公房)/予告編

かつて隆盛を誇った北九州の炭鉱地帯のある街。いまや不況のあおりで、人影もなく突風が砂埃を舞い上げるゴーストタウンと化していた。経営が悪化する一方の炭鉱会社では、第一組合と第二組合が激しく対立している。そんな中、第一組合長(井川比佐志)と第二組合長(矢野宣)にそっくりな男にからんだ不思議な殺人事件が起きた。そして、次々と起こる不可解な事件。その陰には、いつも謎の男(田中邦衛)の姿があった。現実と幻想の間で繰り広げられるシュールなミステリー。原作は芸術祭奨励賞(テレビ部門)受賞作『煉獄』で、原作者の安部公房が自ら映画版シナリオを担当。勅使河原宏監督の長編第1作。(97分/白黒)



あわせて観たい映画として。(高橋洋子のデビュー映画)
旅の重さ
旅の重さ岸田今日子 高橋洋子 富山真沙子

おすすめ平均
stars高橋洋子が輝いている
stars吉田拓郎のフォークソング
stars高橋洋子 好きになりました!
starsたくろうファン必見!
stars秋吉久美子いいです

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

旅の重さ あらすじ
16歳の少女(高橋洋子)は、男出入りの激しい母(岸田今日子)との生活や学校がいやになり、家を飛び出して四国お遍路の旅に出た。途中出くわした痴漢からご飯をおごってもらったり、旅一座に加わってレズビアンを体験したり、やがて熱を出して倒れた少女は、中年の坂の行商人(高橋悦史)に介抱されるのだが……。和製クロード・ルルーシュと当時呼ばれていた斎藤耕一監督が、そのセンスをいかんなく発揮させた青春ロード・ムービーの傑作。少女の旅をまるでスケッチのように綴りながら、少女から大人へと移り変わっていく不安定で多感な思春期を麗しく表現していく。母へあてているかのようなヒロインのモノローグ構成や、高橋洋子のみずみずしさ。彼女が田園風景を歩く姿そのものが、既に映画そのものとして屹立している。吉田拓郎の名曲『今日までそして明日まで』も映像と見事にマッチングし、さわやかな感動の余韻をいつまでも観る者に残し続けてくれる。(amazon)

旅の重さ 予告編 (1972)

※クロード・ルルーシュとは。
フランスの映画監督で、代表作としては1966年の「男と女」(カンヌ国際映画祭パルム・ドールとアカデミー外国語映画賞)フランシス・レイの音楽でも有名。その後、立て続けに、「白い恋人たち」(グルノーブル冬季オリンピック・ドキュメンタリー)「恋人たちのメロデイー」「愛と哀しみのボレロ」「レ・ミゼラブル」等の名作を生んできた監督です。

オリジナル・サウンドトラックによる 武満徹 映画音楽
オリジナル・サウンドトラックによる 武満徹 映画音楽



ブックマークに追加する





ブログパーツ
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL

岸田今日子といえば、ずっと「ムーミン」と「八つ墓村」の双子の老婆のイメージだった。しかし先月から映画「砂の女」にかわった。 「砂の女」という映画、先月、日本映画専門チャンネルというCS放送で放映された。みる前から、けっこう期待はしていたが、期待をはるかに
[2008/03/02 01:13] すがすが日記
砂の女 安部公房の「砂の女」を勅使河原宏監督で映画化。 いやー、これはいいですね。 岸田今日子の怪演が光る一品です。 ばあさんと呼ばれているけど、そんなに歳でもない。 後家だからばあさんなんすかねえ。 それがなんか色っぽいんですよ。 ヌメヌメしている色..
[2008/02/22 22:52] カフェビショップ
スローライフ男の私にしては珍しく通勤電車で3日で読んだシュール文学の傑作 。実は今日午後7時ごろ、阪急電車北千里行きの2両目で読み終えたばかりだ。63年の作品。安部公房はもしかしたら初めてか。そして、大学時代よく読んだ野間宏にちょっと似ている、と思っ
[2008/02/22 21:59] 人生は音楽だ
最近の記事
この動画を観ました。
[対応動画サイト]
*YouTube*ニコニコ動画 *GoogleVideo*AmebaVision *Stage6*Dailymotion
BOOKMARK
RSSリンク


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。